今のところ真央とかなめ先輩だけやったんですが、若干会話内容に違和感がある・・・?
と思ったら今回はいつもの早瀬ゆうさんがシナリオライターではない様子
とはいえ、あらかじめ言っておくと今までと毛色が違って違和感を感じるが
結局のところエロゲ全体と比較すれば十分高いレベルで纏まっています
もしかするとこの記事で作品に対して批判的な発言もあるかもしれませんが
上で語った通り品質としては十分僕は満足しています
ただやはり違和感自体は確実にあったので、具体的な例を出しながら原因を検討したいと思います
まず違和感を覚えた部分はギャグシーンです
普段のSMEEではかなり発想力で笑いを取ろうとしてくる場面が多くあります
僕は今でもフレラバにおける「wifiババア」「席譲るババアが悪人だったら」の話だったり
Making*Loversにおける「ドゥーン!!ドゥーン!!パリィ」だったり
ピュアコネクトの「主人公オナホ大炎上」だったり
カノジョステップの「俺が神だ」からの「何言ってんの?神は私よ」だったり
腹抱えて笑ったシーンは今でも長期記憶として保存されており
なんならそのシーンのセリフを大まかに全て思い出せるほど印象に残っています
しかし今回のシュガスタではかなりギャグシーンに振れ幅がなくテンプレ化しています
そのためプレイ途中であっても特徴的なシーンが思い出せず、ここにも場面としてかけません
具体的にいえば主人公がアホやエロいことをいう→レイプ眼で「うわぁ〜」とドン引く
この形だけで6、7割のギャグが行われている点が問題です
これは流石に盛りすぎました、この割合なのは共通ルートのみであり個別も入れたら4〜5割位だと思います
これでも序盤は非常に面白いのですが、共通の後半部分からは少しだれてしまいます
ただ僕はHOOKSOFT系列を複数やりだれ感に慣れているので、プレイ途中は気付きませんでした
今までのSMEEでも勿論主人公の発言に対してヒロインがドン引くギャグは沢山あったのですが
そういう場合はヒロインのセリフももう一捻りしていることが多いです
例えば風呂場でチラっとヒロインの裸を見てしまった場面だとすると
主人公「ごめんなさい、チラっとしかみえてないです!」
ヒロイン「胸は何カップだった?」
主人公「大きさはボリューミーだけど、若干重力に引かれていたからCかな?」
ヒロイン(レイプ目)「へぇー、じゃああんたの体は重力に引かれないように削ぎ落としましょうか?」
主人公「すみませんでした」
とかね、これは僕が適当に考えた駄作ですが本物もうわぁーだけで済まさない何かがあったはずです
ただしこれはそもそもライターが違いますし、ディレクターが早瀬ゆう氏であることから
自分の作風で文章がかけず、指示通りに書いた結果劣化になってしまったという原因はありえますね
今書いてて思い出したのですが一つ
先輩を驚かすシーンでクリーチャーに変装して先輩気絶させた後に「俺たちの勝利だな」はかなり笑いました
後、違和感があるのはキャラクターでしょうか
今回は比較的全員の価値観や個性がトチ狂っていて、安心感のあるキャラが殆どいなくなってしまいました
実は真央が一番常識的だったりするのですが
個別ルートに近くなるまではとある事故でそういった本質を隠しているので
共通ルートの序盤が本当に主人公の居場所がない感じがして、若干心苦しい感じでした
これもSMEEゲーとしては初めての経験です
今までのSMEE主人公は奇人変人ですがコミュ力が化物で即日皆友人以上の関係になっていましたから
ある意味で少々リアリスティックな人間力になったかなという感じです、良くも悪くも
他のレビューを見てみると今までと違って主人公がかなりエロ猿になったから不快という意見も多くみられますが
そこに関しては元々主人公はエロ猿だったと思います、少々理性が少なくなった気はしますがね
で、ヒロインにおけるキャラクターなんですが
前述した通り特に序盤はこの娘だけは主人公を受け入れてくれるということもなく
おまけにフレラバの元気やラブラブルの店長、全シリーズのモチョッピィみたいな
コメディリリーフ役になるはずの友人枠2人が異常なほど出番が少ないせいで
本当に主人公の置き所がない感じがひしひしとする上に
全員が初対面である為、花見イベントが来るまでは若干ギスギス感すらあります
せめてカノジョステップの椎名会長みたいに主人公と同じ目線で話してギャグに付いていき
主人公を受け入れてくれるキャラが一人でも居れば…やっぱりジョステは最高の作品じゃないか!!!!
その役が初楓だと思ったのですが、彼女は彼女でかなり癖の強いキャラでした…
というか名前読めないよ、「いちか」らしいです
後は賛否両論点として
以前と同じギャグを使うのはかなりリスキーだと思います、サバゲーとか
Making*Loversのレイナルートにおけるゾンビサバゲーが面白すぎたせいで
正直同じこと繰り返されても劣化にしか見えなくなってしまっています
自ら上げたハードルをわざわざ越えず、脇をすり抜けていった方がいいのでは…
主題歌は綺麗な歌ですが、カノジョステップの「ハレノヒステップ」
Making*Loversの「girls' carnival」、フレラバの「quantum jump」
などと比較すると何枚かは落ちた印象があります、ただまだ聴き込んでいないのでこれについては保留
ただ上記3作の曲は初めて聴いた瞬間から惚れ込んだためやはり評価としては下か
自分としては理のない批判は嫌いなので、これについても格が落ちる理由を模索してから書きます
ただ流星みるシーンでかかった際はすごい綺麗に聞こえました
今のところはこんなところです気になったのは
また何かあれば追加したいと思います
ただ何度もいいますがエロゲのクオリティとしては十分すぎるほど高いんです
ただ今までのが高すぎただけで、周りの審査が厳しくなっているのが真相だと思います
これからも羊羹はSMEEさんを応援します
エロゲがしたい気分だったのです、機が向いたらかきます